【第8回ブーザンゴ夜会】

満員御礼


 

アラン・マバンク『割れたグラス』(国書刊行会)刊行

新シリーズ《アフリカ文学の愉楽》創刊記念!


【 アフリカ文学を語る、コンゴの熱い夜 】



 桑田光平
(『割れたグラス』訳者/東京大学教授)
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 パトリック・ドゥヴォス(東京大学名誉教授)

《概要》
現代アフリカ文学の最重要作家のひとりとして今日ますます注目されるコンゴ共和国出身のアラン・マバンク。

本年4月、彼の代表作『割れたグラス』が国書刊行会の新シリーズ《アフリカ文学の愉楽》の第1弾として刊行されました。
本書の刊行とシリーズの創刊を記念して、訳者の桑田光平氏と幼少期をベルギー領コンゴ(現コンゴ民主共和国)で過ごされた東京大学名誉教授のパトリック・ドゥヴォス氏によるトークショーを開催します。
おふたりにはマバンクの母国コンゴ共和国をともに旅した思い出があり、また桑田氏はマバンクへのインタビューをした貴重な経験もあります。
本トークショーでは、『割れたグラス』やその他のマバンク作品の魅力についてはもちろんのこと、旅を通しておふたりが体感したコンゴ共和国やそこで出会った作家たちなどについても存分に語っていただく予定です。
熱い夜を乞うご期待!


《日時》
2025年6月13日(金)
 開場:19時00分
 開演:19時30分


《入場料》
¥1,800(1ドリンク付き)

《登壇者プロフィール》
桑田光平(くわだ・こうへい)
1974年広島県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は現代フランス文学・芸術。東京大学文学部で英米文学を学んだ後、同大学院でフランス文学を専攻。修士号取得後、リヨン高等師範学校、リヨン第2大学、パリ第4大学、パリ第8大学でフランス文学ならびに現代美術を学ぶ。2009年、パリ第4大学でロラン・バルトに関する論文で博士号取得。主な著書に『ロラン・バルト 偶発事へのまなざし』『世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今』『ラカン『精神分析の四基本概念』解説』(共著)『東京時影 1964/202X』(共編著)など。主な訳書にジェラール・マセ『つれづれ草』ジャン=ピエール・デュピュイ『ありえないことが現実になるとき』(共訳)パスカル・キニャール『もっとも猥雑なもの』ティフェーヌ・サモワイヨ『評伝ロラン・バルト』(共訳)など。最新の訳書として、2025年4月にアラン・マバンク『割れたグラス』(国書刊行会)を刊行。

パトリック・ドゥヴォス(Patrick Henri de Vos
1955年ベルギー領コンゴ(現コンゴ民主共和国)生まれ、ベルギー出身。東京大学名誉教授。専門は演劇、日本の近現代舞台芸術。フランス国立東洋語東洋文化研究所卒業。早稲田大学留学時、郡司正勝教授に師事。研究分野は歌舞伎から暗黒舞踏に及ぶ。翻訳者として、野坂昭如、武内好、大江健三郎、谷崎潤一郎の作品、井上ひさし、蓬莱竜太、前川知大、三島由紀夫の戯曲のフランス語訳を手がける。翻訳を試みた土方巽の文章はコレグラファーのボリス・シャルマッツにより2008年に舞台化された。村上春樹作『羊を巡る冒険』の仏訳で1990年野間文学翻訳賞を受賞。


《ご予約・ご案内》
★ご予約は弊店のメールにて承ります。ご氏名とお電話番号、ご希望人数を必ず明記の上、下記のメール・アドレスに送信して下さい。
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★イベントの出演者・内容については急な変更などある場合がございます。予めご了承下さい。
★ご予約が定員に達し次第、受付を終了させていただきます。受付終了のご案内は本サイトおよび弊店Twitter(@bousingot)にて行います。なお、受付終了のご案内は多少遅れる場合もございます。予めご了承下さい。


《お問合せ先》
books&café BOUSINGOT(ブックス&カフェ・ブーザンゴ)
ご予約メール: info@bousingot.com


special thanks !
企画立案&アンクラージュマン:川上貴
フライヤー制作協力:吉村優作、秋元麦踏


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